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続いて、大きな歓声とともにステージに現れたのがハナレグミ。パーカッションにPすけを引き連れた、シンプルなライヴセットでの登場だ。1曲目「音タイム」から、会場じゅうのあちこちで口ずさむ声が聞こえてくる。ハナレグミの歌がどれほど多くのリスナーに愛されているかが、手にとるように実感できる光景だ。そして2曲目はなんと、「サヨナラCOLOR」! まさかハナレグミのセットで歌われるとは予想してなかったし、永積タカシ本人も「スーパーバタードッグの曲なんだけどさぁー」なんて照れくさそうにエクスキューズしていたが、ともあれうれしいハプニングであるには違いない。ふとステージと反対の方向を見れば、イヴェントのはじまりから楽しげにライヴ観戦していた竹中直人氏も、ステージ上の永積を感慨深そう眺めながら、歌詞にあわせ唇を動かしていた。思えば「サヨナラCOLOR」は発表当初から、スーパーバタードッグのディスコグラフィの中では異色な曲調ながらも高い人気を博していた曲であり、それが映画『サヨナラCOLOR』とともに、これまでスーパーバタードッグのことを知らなかったリスナー層にも広く知れ渡るきっかけともなった。つまり「サヨナラCOLOR」でバンドのことを知った新しいファンは、「ファンキー大百科」に参加するのが初めてという人がほとんどなワケで、ここで「サヨナラCOLOR」が歌われた意義は、とても大きかったように思うのだ。はじめの2曲でしっとり聞かせてからは、「うららかSUN」「明日天気になれ」と、この日の野音のようにさわやかな天気にぴったりなチューンを立て続けに披露。大きな盛り上がりを見せ、ハナレグミの演奏は終わった。

ハナレグミ写真
●ハナレグミ
1 音タイム
2 サヨナラCOLOR
3 うららかSUN
4 明日天気になれ

大いに会場を湧かせたハナレグミをステージに無理矢理残し、再びMCヨーグルトの登場。対話相手とビミョーにかみ合わないオンリーワンな“間”と、失笑と爆笑のキワキワなラインを行ったり来たりするヨーグルト師匠ならではのトークを久々に堪能し、「ああ、オーディエンスがちょいとついていけてない感の漂うMCパートの空気こそ、ファンキー大百科のオモロさだよなぁ」と、妙なところで当時の記憶が一気にフラッシュバックしてみたり。見かねてマイクを持って再び登場した足軽先生の絶妙なトークも、MCヨーグルトにかかれば見事に中和されタジタジに(?)。

MCヨーグルト写真
●MCヨーグルト

そんなこんなしてるうちに日も傾いてきて、ステージにはいよいよ、スーパーバタードッグの竹内朋康とライムスターMummy-Dによるマボロシが登場! バックには、竹内率いるレイドバックスとしてもおなじみのメンバーに加え、トリカブトからDJ大自然も参加した、FUNK-A-ROCKIN'なサウンドを展開。1曲目の「廻し蹴り」にはじまり、6月27日リリースのニュー・シングル「超ジェラス」、さらには「Hardcore Hip Hop Star」と、その続編といえる新曲「〜pt.2」を立て続けに披露と、息の合ったコンビネーションとアツすぎるステージングで野音を揺らす。古くからのファンだったらよくご存知だとは思うが、Mummy-Dは「ファンキー大百科」にたびたびDJとして参加しており、その後スーパーバタードッグが、ライムスターの「This Y'all,That Y'all」においてコラボ共演を果たしたりと、互いに刺激を与え合ってきた仲でもある。そうした交流から生まれたユニット=マボロシを、この「ファンキー大百科」のステージで観ることができるってのは、なかなかに感慨深いものである。というか、オーディエンス以上にマボロシの二人のほうがそうだったかもしれないが。ラストはデビュー曲「SLOW DOWN!」で飛ばしまくり、マボロシは野音を駆け抜けていった。

マボロシ写真
●マボロシ
1 イントロ~回し蹴り
2 超ジェラス(新曲)
3 マボロシのほし
4 Hardcore Hip Hop Star & Hardcore Hip Hop Star pt.2(新曲)
5 SLOW DOWN!

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そして、ついに!ついに!